タイトル | リヴィング・ボイス・シング・インディアン・ラヴ・コール・アンド・アザー・グレイト・デュエット・アンド・ラヴ・ソングス(Living Voices Sing Indian Love Call and Other Great Duets and Love Songs) |
編曲&指揮 | アニタ・カー (Anita Kerr) |
レーベル/番号 | RCA CAMDEN, CAL-697 (モノラル) |
1962年にリリースされた『リヴィング・ボイス・シング・インディアン・ラヴ・コール(Living Voices Sing Indian Love Call and Other Great Duets and Love Songs)』を紹介いたします。アニタ・カー(Anita Kerr)が編曲&指揮を手がけた「Living Voices」シリーズの2作目になります。
副題は『Other Great Duets and Love Songs』。デュエット曲、それも、音楽映画の看板スターだった、女優・歌手のジャネット・マクドナルド(Jeanette MacDonald)、俳優・バリトン歌手のネルソン・エディ(Nelson Eddy)が共演した映画の主題歌・挿入歌を特集したアルバムになっています。
2人は1935年、W・S・ヴァン・ダイク(W.S.Van Dyke)監督のアメリカ映画『浮かれ姫君(Naughty Marietta)』で初共演、42年のミュージカル・コメディー映画『I Married an Angel』まで8本で共演し人気を博します。アルバム・タイトルの『(A5) Indian Love Call』は、36年のミュージカル映画『ローズ・マリイ(Rose Marie)』で歌われた曲です。
ジャケット表裏の写真です。「Living Voices」シリーズでは、コーラス等のメンバ紹介がないのですが、「The Anita Kerr Singers」の他にオペレッタの声楽家が参加しているようです。
ジャケット裏のライナーノーツです。右の中ほどに「Produced by Ethel Gabriel」のクレジットがあります。エセル・ガブリエルはRCA CAMDEN(カムデン)の、リヴィング(Living)シリーズを主導した名女性プロデューサーです。
同じくジャケット裏に掲載されているレコード番号です。「CAL(モノラル)/CAS(ステレオ)」の両方でリリースされています。本盤はモノラル録音です。
アニタ・カー・シンガーズの抑制された美しいハーモニーに、オペレッタの声楽が加わる珍しい構成になっています。レコーディングは、ニューヨークの「RCA Victor's Studio」で、なじみのナッシュビルではありません。スタジオの違いからか、音響、音場とも引き締まって聴こえます。
A1 | Ah! Sweet Mystery Of Life | 2:07 |
A2 | I'll See You Again | 2:15 |
A3 | Will You Remember | 3:45 |
A4 | Giannina Mia | 2:30 |
A5 | Indian Love Call | 4:30 |
B1 | Rosalie | 2:00 |
B2 | Wanting You | 3:44 |
B3 | Ciribiribin | 2:16 |
B4 | Only A Rose | 3:11 |
B5 | Love's Old Sweet Song | 3:02 |