タイトル | 見つめあう恋(A kind of hush) |
アーティスト | カーペンターズ(Carpenters) |
レーベル/番号 | A&M Records, SP-4581 |
1976年にリリースされた、カーペンターズ(Carpenters)の7作目のスタジオ・アルバム『見つめあう恋(A kind of hush)』を紹介します。
上から、ジャケット、レコード盤レーベル、内袋の表裏を並べています。ジャケット表は窓越しに見つめるカーペンター兄妹、裏は兄妹が見えているだろう外の景色。夕焼け(朝焼け?)空に浮かぶのは月ではなく地球。大変美しい洒落たデザインです。
実はこのLPレコードを取り上げるのは、前回紹介したイーグルス(Eagles)の『デスペラード(Desperado)』つながりで、私のヨタ話しが続くことをお許しください。
左のジャケット、『緑の地平線〜ホライゾン (Horizon)』(1975年)に収録されている『デスペラード』のカヴァーが大好きだという話をしました。好きが高じて、若い頃にラジカセで作成したようなマイベスト盤を作ることを思い立ちました。タイトルはズバリ『Desperado』。
オープニングはもちろん『デスペラード』。2曲目を何にしようか真剣に悩みました。オリジナルだと『プリーズ・ミスター・ポストマン(Please Mister Postman)』・・・バラードでしっとりした後に「ハイ!次ぎ!次ぎ!」のアップテンポは避けたい、もう少し余韻を引きずっていたい。そこで、白羽の矢を立てたのが本盤のバラード曲『(B2) ワン・モア・タイム(One More Time)』。『デスパレード』のドラマティックな展開が哀愁のハーモニカの響でエンディングを迎え、静寂のなかピアノの前奏で『ワン・モア・タイム』が始まる、カレンが静かに歌い出す、徐々にサビに移行するが大げさではない。過剰な『デスパレード』の盛り上がりを、『ワン・モア・タイム』でクールダウン。このバラード二連発は絶妙だ!一人悦に入ってニヤニヤしていました。
マイベスト盤作りなど、ずっと忘れていた楽しみを思い出させてくれた2曲には感謝です。前回から私のヨタ話しで終わることをお許しください。
A1 | There's A Kind Of Hush | 2:57 |
A2 | You | 3:45 |
A3 | Sandy | 3:38 |
A4 | Goofus | 3:32 |
A5 | Can't Smile Without You | 3:26 |
B1 | I Need To Be In Love | 3:47 |
B2 | One More Time | 3:30 |
B3 | Boat To Sail | 3:29 |
B4 | I Have You | 3:25 |
B5 | Breaking Up Is Hard To Do | 2:34 |