タイトル | アメリカン・パイ(American Pie) |
アーティスト | ドン・マクリーン(Don Mclean) |
レーベル/番号 | Liberty, LM-10037 |
ドン・マクリーン(Don Mclean)のセカンドアルバム『アメリカン・パイ(American Pie)』を紹介いたします。オリジナルはユナイテッド・アーティスツ(United Artists)から1971年リリース。本盤は、80年リバティー(Liberty Records)からの再発。オリジナルならB面4曲目は『シスター・ファティーマ(Sister Fatima)』が収録されていますが、残念ながら再発盤では削除されています。
1971年(昭和46)といえば、まだ14歳のころですが、ラジオから流れる『American Pie』の軽快なリズムと、マクリーンの力強い歌声に衝撃を受けました。また71年は、ハミルトン・ジョー・フランク & レイノルズ(Hamilton, Joe Frank & Reynolds)の『恋のかけひき(Don't Pull Your Love)』、カーペンターズ(Carpenters)の『スーパースター(Superstar)』、南紗織の『17才』『潮風のメロディ』などなど、私の音楽黎明期にあたる年でもありました。
ジャケット裏、『This is an abridged version of an album previously released.(これは以前リリースされたアルバムの要約版です)』の残念な文言の下に『Dedicated to Buddy Holly(バディー・ホリーに捧ぐ)』の言葉があります。
『American Pie』は、バディ・ホリー(Buddy Holly)、リッチー・ヴァレンス(Ritchie Valens)、ビッグ・ボッパー(Big Bopper)を乗せた軽飛行機が墜落し亡くなるという、1959年2月に起きた悲劇を題材にした作品です。正直私は、バディ・ホリーはあまり馴染みがないのですが、リッチー・ヴァレンスの伝記映画『ラ★バンバ(La Bamba)』(1987年公開)でその悲劇を知った時に気が重くなりました。
『American Pie』は、アメリカレコード協会(RIAA)らの団体が2001年に選定した「世紀の歌(Song of the Century)」の第5位にランクされています。私のなかでも、音楽黎明期に強い印象を残した重要な歌になっています。
A1 | American Pie | 8:33 |
A2 | Till Tomorrow | 2:11 |
A3 | Vincent | 3:55 |
A4 | Crossroads | 3:34 |
B1 | Winterwood | 3:09 |
B2 | Empty Chairs | 3:24 |
B3 | Everybody Loves Me, Baby | 3:37 |
B4 | The Grave | 3:08 |
B5 | Babylon | 1:40 |