タイトル | ティコ・リコ (Tico Rico) |
アーティスト | ハンク・クロフォード(Hank Crawford) |
レーベル/番号 | クードゥ(Kudo), KU-35 |
手書きRVG |
もう20年以上前のことになる。タモリがラジオのパーソナリティを務めていて、ジャズのことをよく語っていた。ある日の放送で「最近はもっぱら、グラスを傾けながらハンク・クロフォード(Hank Crawford)を聴いている。これが最高なんだよね~。それでは聴いて下さい。ティーチ・ミー・トゥナイト、今夜教えて」というような感じで流れたのが、本アルバムのA面2曲目。
今も昔もバラードに目がない私は、うわ~っカッコイイと、直ぐに買い求めた。しかし、重厚なバラードは『ティーチ・ミー・トゥナイト(Teach Me Tonight)』だけで、後は軽いフュージョンが続いてガッカリ。とてもアルバムトータルでは聴けないなとお蔵入り状態。
最近、レコード店で外盤を見かけたら意外なことに「RVG」の表記。ワンコインでお釣りがくる価格(税込463円)と懐かしさもあり購入。レコード盤を確認してビックリ、手書きのRVGだった。これはどういうことか?出張でカッティングを行ったがスタンプを忘れたので、やむなく手書きで刻印を入れたのだろうか?いろいろ想像してしまう。
Kudu(クードゥ)というレーベルを初めて知ったのだが、1974年にCTIの姉妹レーベルとしてスタート。本盤は1977年の発売。左のインナースリーブ(内袋)はレコード盤を入れた状態で撮影。かなり派手だが悪くないデザインだと思う。